家の前まで送ってくれる
さりげなくやさしい人 あなた
に階の窓辺腰掛けながら
見えなくなるまで手を振るのよ
いつも窓が鏡になる
時間は一人きり
影のようにあなたに寄り添いたい
まるで月は新収穫の小舟
二人を乗せて漕べってく
今日も眠れなくて
そんな夢を見てるのゴンドラムーン
影の街へ白い花びら
散らしてはため息繰り返す
こんな気持ちにさせたあなたに
真夜中に電話したくなるわ
いつも窓に明かりともし
あなたを待ってるの
風のように私をさらってほしい
そして流れ星が消えた場所を
あなたと探しに行くのよ
とても眠れなくて
そんな夢に揺れてるゴンドラムーン
まるで月は新収穫の小舟
二人を乗せて漕べってく
今日も眠れなくて
そんな夢を見てるのゴンドラムーン