朝のゆぶねで涙を洗う私を見ている窓の雨あっとを応えない優しい人の胸に抱かれた愛ひとつ会いたい会いたい一人が寒い
蛍葛の小さな花が身煮を仕掛けてぬれって咲く体二つがあるならここで一つくれると言った人会いたい会いたいあなたの胸に
遠いあなたに変わったけれど他人と友人にしたくない思い出すほど寂しいゆぶね雨の音さえ泣いている会いたい会いたいあの日のように