涙で目が覚めた
震えるまぶたそっと開ける
夢の君はいつだって
私を見つめ微笑んで

夜が来る度思い出すの
やわらかくて優しい声
二度と戻れないあの冬の日
好きだと言ってくれた

時を超える夜に
何度もまた君と会える
約束はいらないよ
星が降るから目を閉じて
永遠を願った

見えぬ糸探るように
繋がりだけを信じていた

二人を照らす月が見つめる
想いを見透かされるように
弱さもずるさも抱きしめられるよ
本当の気持ち教えて

運命の縁で
何度もまた手を伸ばして
さよならは言わないよ
また会えるよね
この場所で
流れて消える星

抱きしめた夢の欠片
散らばった光拾い集めて
未完成の心の中
君が両手広げ微笑んで

時を超える夜に
いつも君と恋に落ちる
この旅の最果てで
そっと目を閉じ静かに
眠りにつけたなら
心は側にいる