絶望は甘い罠 閉ざされたその扉
心が戦場だから 誰にも救えない

ぜんまいの心臓が 運命に操られ
ビリキの兵隊たちは 殺戮を始める

命さえも慰めるのか 壊れかけたおとぎの国で
胸の奥に走る痛みを どうかずっと忘れぬままで

欲望は毒林檎 手に入れたものは何
未来の子供たちへと 残せるものは何

愛を知らず揺れる百合籠 燃え尽きてく眠りの森で
共に生くる喜びさえも 消えてしまう遠く

優しさを信じ 全てを許して
いつくしむようにただ 分かち合って 分かり合って

命さえも慰めるのか 壊れかけたおとぎの国で
胸の奥に走る痛みを どうかずっと忘れぬままで

愛を知らず揺れる百合籠 なぜ僕らは生まれたのだろう
遥か彼方 祈りのような子守唄が響け

優しさを信じ 全てを許して
いつくしむようにただ 分かち合って 分かり合って