みみをうつ静けさと夜の抜け殻に抱かれ流れゆく日々に濡れ切なさに目を閉じる
彼方へと恋の詩人を見送りながら
ただ待つだけの勇気も夢も春の嵐に怯えて消える
立ち並ぶ屋根の波かすめ飛び取りの群れ立ち込める霧に濡れ重い翼を作ろう
懐かしく肩を並べて歩いた道よ
あなたの胸に残した微笑みあの頃に今帰りつきたい