誰もいない夜明け前月を追う静寂の影小さな窓こぼれる灯り
浮かぶ君のことばかり
過ぎ去りし日路地の街灯を辿り名も知らぬ花の香り
点滅する急難信号昨日を旅立つ電車の音もしもこの人生が予行演習だったなら
次はもっと上手くできるのに
朝が来るのではなく、夜が明けるだけ僕がいるのではなく、君がいないだけ