午前3時6分散らかった部屋切り取られた空にはザーザー雨この小さな空間には目を逸らしたくなるようなモノが現れては消え 消えては現れるそっと目を瞑り 息を止め 耳を澄ました
月が揺れて雲が覆うなるがまま 流れるまま 理屈なんてないさ
今夜は眠れそうにない秒針の音が妙に耳につく
午前4時11分六畳一間の永遠に続いてくような淡い闇に溶けられずただチクチクとした痛みと一緒にじっと横たわっていた