光り蕪た栄光が黒道ぞい血も流さず潰れているぜ
血管だらけの僕らの苦悩もこれまた無残な廃品
歌にしてって誰も聞かないし未だに鐘いもならねえし
今日も夕焼けの帰り道くすぶってんのはどこのドイツだ

わからないものはわからいし
やりたくないことはやらないし
そう言ってらくごしゃ扱い立派な社会不適合者
やり続けることの情熱も今じゃ余計な不穏分子
純粋でいることの代償はつまり居場所がないってことだ

行き場のないイノセンスイノセンス今に見てろって部屋にこもって
爆弾を一人作る僕らの白昼なアイデンティティー
ひび割れたイノセンスイノセンス困んじゃないって振り立って
僕は戦うつまりそれが僕らにとって唯一の面財布

誰よりも優しいあの子が息をひそめて泣いています
街の噂で聞いたんだこれがきっとこの世で一番の不条理
街には危険がいっぱいだから誰にも合わず自分を守る
僕らは常に武器を探してるそれがナイフじゃないことを祈る

張り裂けた胸はくっつかない
セロハンテープで止めた心
またいつ剥がれるんかと今日もビクビクしながら生きるぜ
間違ってしまった僕らのたったひとつ正しい涙
血肉でいることの代償は誰かを傷つけるってことだ

行き場のないイノセンスイノセンス今に見てろって部屋にこもって
爆弾を一人作る僕らの白昼なアイデンティティー
ひび割れたイノセンスイノセンス困んじゃないって振り立って
僕は戦うつまりそれが僕らにとって唯一の面財布

許されない僕らが許されるための手段
傷つきやすい僕らが身を守るための方法
僕は歌で君は何で
僕は歌で君は何で

行き場のないイノセンスイノセンスもう泣かないでまた立ち上がって
そこしれない君の武器で打ち砕く虚無的なイデオロギー
ひび割れたイノセンスイノセンス追いすがる不安振り切るために
僕は歌うつまりそれが僕の兵器でありアイデンティティー