むごんのことばであやとりして
じょうずにできたとわらってみる
とくいなのはだれにもきづかれぬように
こころおしころすこと それひとつだけ
でもとりまくきれいなループはよわいちからで
たぐりよせてくれるから
あざやかにむすんで このきもちごと
はなれないようにかたくかたく
ひとむすび ひとをむすんで
きたいのやまないさきへ
あすへゆこう
もとめたものなどほんとうはなく
あこがれることにあこがれてた
きづいたとき あるいたみちはふさがれ
まいたはずだっためじるしもみえない
きたもみなみもみうしなってとうほうにくれても
そらでまっててくれるなら
いまたかくかざして きえないあかり
まよわないようにつよくつよく
うなだれたつきもてらして
たしかなこたえをしめす みちしるべ
これからたびにでようか
たよりないふねにゆられ
かぞえきれないあらしにいとをたたれ
からだにあめがしみこんでも
そのたびになんどもむすんで このきもちごと
ほどけないようにずっとずっと
ひとむすび ひとをむすんで
きたいのやまないさきへ
あすへゆこう
きぼうのせてゆこう