きみとさよならしたあの日から
ぼくはいばしょをなくしてしまった
つきとたいようみたいにぼくら
にどとあえないの
あきかぜにふかれゆれるこすもす
にしへとしずむゆうぐれはいつもさみしくて
ふれられそうで(ひらひらまう)ふれられない(おちばのように
てにはいらないまぼろし
もういちどつかまえてはぐれたこころを
とけいのはりはもうもどらないけれど
こゆびをむすんでかわしたやくそく
かなうはずのないゆめものがたり
きみとさよならしたあの日から
ぼくのせかいはゆがんでしまった
くもりぞらはついになきだして
まちをくらくそめていく
あめにうたれてぬれたあじさい
つめたくおちるしずくがふかくしみこんで
おもいでがよみがえるすろもーしょんで
もうとりもどせないのに
もういちどきかせてきみのそのこえを
つないだてのひらあふれだすメロディ
もういちどつかまえてはぐれたこころを
とけいのはりはもうもどらないけれど
こゆびをむすんでかわしたやくそく
かないますようにゆめものがたり