このぬくもりはどこへゆくの
あしたになればきえてしまうの
むねのこどうをあわせたならば
おなじふかみへおりてゆけるの
いつもいつもそばにいるよ
どんなとおくきみのこころがまよっても
くらやみのなかにふたりでただよいながら
むじゃきなことりのようにつばさをよせていた
さびしいときにはえがおにかくれるきみは
とけないこおりのやいば
このむねをさらして
だきしめる
ずっと
きみはひとりでどこへゆくの
ふりかえるのがこわいだけなの
むねのかたちもかなしいいろも
ほんとうはきっとよくにてるのに
いつかきっとかえるばしょを
ふたりおなじはかなさでみつめている
このやみのなかでどんなにはなれていても
こころはなによりつよいきずなでよびあって
さびしいときにはわらっていてもわかるよ
つめたいゆびをなみだで
あたためてあげたい
そばにいる
くらやみのなかにふたりでただよいながら
むじゃきなことりのようにつばさをよせていた
さびしいときにはえがおにかくれるきみは
とけないこおりのやいば
このむねをさらしてだきしめる
そばにいる
ずっと