さようならしたひからだいぶときはすぎて
すこしだけきょうになった
きょうもまどのそとははれてたりくもったり
つめたいかぜがすぎる
かわらないこのけしきにたりないぬくもりかんじて
かさねてしまうのあのふゆのきみを
ずっとわすれられぬひびのことを
あのときのふたりはゆめみがちなくせに
おとなになりたがってた
きらってたこいのうたがいまならいとしくおもえる
わすれてしまうの?ゆびきりしたひの
ふたりだけしかしらないひみつも
やくしてしまったすべてのことばは
きっとつぎのあさへとつづいてる
いまでもかさねてしまうよあのふゆのきみを
ずっとわすれられぬひびのことを
しろいためいきにかわらぬようにしずかにまどをしめる
よるにそまっていく