どしゃぶりのまちかど
ずぶぬれのひとみはたぶん
きみをただもとめてるのさ
いそがしがりすぎのよのなかの
じょうしきすらもたいくつなからっぽのうみ
こんやきみにあえるおどりあかせる
こんやきみにあえるはげしいこきゅうで
きっと
おもいでもけちらせるほどの
はやさで
つきやぶるよ
ゆめとじかんのすきまを
ほんのちいさなくちづけでさえも
すべてがかがやきだす
おおきなちからのしたに
ためいきなどつくひまはない
みえすいたうそも
いみありげにうつるきぶん
きみはただもとめてるのさ
こんやきみにあえるおさえきれない
こんやきみにあえるこんなさざめきは
きっときのうなどすがりつけない
はやさですりぬけるよ
とおくけわしいたにを
どんなささいなできごとでさえも
こころにきざまれる
とうとい命のきせき
あいをとざすまぼろしはない
どこかできみのこえがきこえる
ろうじうらでひびくかなしみが
いつのまにかきえてく
むねのこどうだけただ
そっとちかづいて
こんやきみにあえるひとときをとめても
こんやきみにあえるゆめはおわらない
えいえんに
もっとだきあおう
きもちにまかせ
ながれるほしくずだって
ふきとんでしまうくらい
このばしょにはあいのはてはない