とおくにひとすじの
ひかりがさしている
ながくとじていためをこする
そぼくなひとたちが
わたしをよんでいる
おもくさびついたてをのばしあしをまげる

どこまでもどこまでもつづくみちを
すこしずつすこし
ずつあるくためにりゆうがいる
まだうごく
まだみえる
むかしはまぼろしに
なまえがついていた
ひどくたいせつなもののように

すてきなひとたちは
さきにいってしまった
しろくかがやいたあのばしょへはねをひろげ
はてしなくはてしなくあおいそらを
どこまでもどこまでも
たかくたかくのぼっていく

でもみえる
またあえる
でもみえる
またあえる
どこまでもどこまでも
つづくみちを
すこしずつすこしずつ
あるくためのりゆうがある

まだうごく
まだみえる
まだうごく
まだみえる
まだうごく
まだみえる
まだうごく
まだみえる