さびしくない さびしくない みずにうかんだたまご
ひとりじゃない ひとりじゃない かたちもたないたまご
めをとじて めをとじて
きみがみてるまど
とてもちいさくてさびついてる
それでもわたしのからだのどかにつながっているはず
だってきみがくちずさむこえが
わたしのなかえながれだしこころをみたしていくから
うしろはだれ うしろはだれ すこしふるえるたまご
とびらはどこ とびらはどこ いつかこわれるたまご
いかないで いかないで
わたしだけをみて
わたしのきぼうをしんじて
せつなさはがゆさ るうずさ ごまんやすらぎそくばく
いろんなかんじょうがあらそっても
あいがうたってるあいだけがいきつづけるから
ひりつくおもいおしげもなくたやすくむだにしないで
まもってあげたい
だってきみがくちずさむこえが
わたしのなかえながれだしこころをみたしていくから