ぼくのにほはきみのさんぽ
ぼくのよんほんはきみのろっぽ
そんなふうにこれからも
あるいていければいいとおもうんだ
きみがおもうこと
それはどうじにぼくがおもうこと
そんなきせきはひつようないよ
ただであげるっていわれても
パパとママが
こころだけはかくしてうんでくれたのには
それなりのりゆうがあった
だからふたりは
わすれないようにたしかめあって
とぎれるそうなよるをつないだんだ
あふれないようにわけあって
だからそう
なにをあたえるでもなく
むりによりそうわけでもなく
つまりはさがしにゆこう
ふたりのさいだいこうやくすうを
こえにならぬおもいは
むりにことばにするでもなく
いつかぼくもわかるときまで
きみのこころはぼくのにばい
ぼくのこゆびはきみのにばい
ひとつわかっててほしいのは
あいされたいきもちはきみのごばい
わかれよう」っていわれるにびょうてまえ
なみだはかろうじてまつけのてまえ
ほんじつひゃっかいめのごめんね
あきれてきみはわらったね
わかれるりゆうみつあるなら
わかれないりゆうひゃくさがすから
からんころんからんころん
きっと
とれそうなぽっけのぞいたんだ
きえそうなおもいつめこんだんだ
くずれそうなよるもこえたんだ
ふたりで
ぼくがきみにえがくおもい
きみがぼくにだくおもい
ちがったってひとつじゃなくて
いいとおもう
わりあえないおもいは
むりにうなずくためではなく
いつかのたのしみに
そうとっとこう
なにをもとめるでもなく
むりにいみをそえるでもなく
つまりはさがしにゆこう
ふたりのさいだいこうやくすうを
ぼくはぼくできみはきみ
そのあいだにはむげんに
あるはずだよ
ふたりだけのこうやくすう
きみがはちならぼくはにになる
ぼくがじゅうならきみはごになる
きみたすぼくはなんだろう
ぼくひくきみはなんだろう
あめのちはれのちくもり
ぼくのちきみのちつまり
そうやってこれからだって
やっていこう