季節のため月はつくられ太陽その沈む処を知る
青き月酒の森にそそぎ朝露浴びて輝かぬ
黒き夜酒の森めり朝の光吸い道足りぬ
酒の木々とうえられたる今日白は金色の日の光をのせて豊かなる恵みをもたらす(酒の木々はうるおされ)枝をゆらし患者の歌ささやく
なんじ見てをひらけば彼ら良き者で蜜
なんじお顔をかくせば彼らは死に己の塵にキス