そっとふれたてをにぎりかえすことができなくて
よあけのそらにきえてゆくとぎれたこいのメロディー
はるめくひかりがそそぎあふれるいのちのめばえ
だいちのいきづかいがむねをしめつける
であったころのふたりはむてきのちかいをかなで
つむいだアルバムにきらりこぼれおちる
かわらぬこのきせつかわらぬこのけしき
ひとつだけちがうきみだけがいない
はるかぜにだかれてゆくいくせんのかわいいつぼみは
くるいさいてはかなくちるしょうぎょうむじょうのおうぶ
あおいそらにまいあがりかがやきますこいのはなびら
ぼくのてのひらにまいおちすりぬけきえるほうしゅ
とまらないときのながれとめられないこいごころ
ふいにおとずれるわりきれないめまい
むじゃきにゆめをおいかけむぼうびにきずつけあった
たとえうたかたのわなだとわかっていても
かたらぬこのきせつかたらぬこのけしき
でもめをとじればあふれだすおもい
はるいろにそまってゆくいちりんのはぐれたつぼみよ
いつかはねがいがとどくよじゅんじょうむくなおうぶ
あおいそらにうかんだしろいくもにまたがりあしたへ
のばしたゆびさきにふれたなつのけはいもほうしゅ
めぐるきせつのとびら
はるめくひかりがそそぎあふれるいのちのめばえ
だいちのいきづかいがむねをしめつける
であったころのふたりはむてきのちかいをかなで
つむいだアルバムにきらりこぼれおちる
かわらぬこのきせつかわらぬこのけしき
ひとつだけちがうきみだけがいない
はるかぜにだかれてゆくいくせんのかわいいつぼみは
くるいさいてはかなくちるしょうぎょうむじょうのおうぶ
そっとふれたみぎってをにぎりかえすことができなくて
よあけのそらにきえてゆくとぎれたこいのメロディー
なみだをこらえたほうしゅめぐるこころのとびら