むかしむかしのおはなしで
ものがたりかたるものもない
しゅのきげんのよそうとどうとう
それはくうそうのさんぶつではない
ゆびでふれられるほどにげんじつ
おとずれをせつにねがった
おわらないおわりを
みみをふさいだりょうてすきまにしんしょく
きみのわらいごえ
ききたくないそのねむねがひろうしんり
なぞのパラドックス
きみはなんだ
きみがわるいわけではない
きみがわるいこのかんかく
このたましいがいれかわるんだ
きのうときょうのぼくはべつじんで
とまどいながらいまをいきてゆく
きみをきらいなことだって
そうしごとのいっかん
みみをふさいだりょうてすきまにしんしょく
きみのわらいごえ
ききたくないそのねむねがひろうしんり
なぞのパラドックス
きみはなんだ
あしもとにさいたむすうのかいとうのはな
どのはなをつんでこのむねにうえよう
そしてまたくりかえすおわりなきもんどう
たのしむみたいに
ぼくのきらいなきみがしんだときぼくは
わらえるだろうか
ぼくにそのじしんは