あめあがりのゆうぐれ かいさつでたら
ぬれたアスファルトのにおいがした
かげぼうしをいかけたなつかしいあのころ
おもいだしむねはこがれていく
かわらないたいせつなものがまだここにある
つきをみあげていたそらにうかぶいちりんのはな
もっとつよくなりたいこころのなかそっとつぶやいた
まちのなかにうもれたちいさなわたし
きせつもきずけはすぎてゆくけと
このまちでこのばしょであたらしいいっぽふみだすよ
つきがほほえんでいたなみだにじむそのむこうがわて
まるで「だいじょうぶ」だとかたりかけてくれてるように
ゆめはまだながいみちのとちゅう
しんじてるわたしのストーリー
つきをみあげていたそらにうかぶいちりんのはな
もっとつよくなりたいこころのなかそっとつぶやいた
つきにてがのはしたゆびのすきまこぼれるひかり
ひとつしんごゆうしてあしたのそらをむかえにゆこう