あかくてらすはこわくのつき
まがきのそとにひがんばなばなびらびら
くわのうちつながれては
やむにとまれぬよはむじょう
おいらんどうちゅう
たかがゆめされどゆめ
どくのひびちりぬるくれは
ちのごくはそののさきに
えいがきわめしてまねくかげ
えつめでさそいわらうよく
くるりくるりらくるめきんず
ちらしちらされあけぬゆめ
えせけわいあでのだん
ひしかくしでかなでまう
よだれまみれのいぬのくちびもとに
ひらりとひとさしゆびをずけて
きせくゆらせみつのささやきで
くるわことばのいとをはりめぐらし
かりそめのあいにみだれびたい
ざくろのかにくはういにうれて
ざくりとらんまん
ひとやのちぎりをねぶり
むさぼりつくなじみをてれんてくだこなし
かんじょうはすてかんじょうにあざむく
まきょうにほこりうごめくかげ
うかべどしずみしなさだめ
ゆらりゆらりらゆらめきんず
ほだしほだされはこのなか
えせけわいあでのだん
ひしかくしでかなでまう
うつこそゆめゆめはまぼろし
まぼろしこそてつよいはざま
おとこはごくらくおんなはじごく
しょうじょうひのうろこをみにまとうて
かりそめのあいにみだれびたい
ざくろのかにくはういにうれて
よわにとどろいてきこゆるは
はんしょうのおとか
いっそうのことにすべて
ぐれんにそめなしって
こよいもあっちははるをうりんす
あんどのひにくつまれて
すつるはうきよのしがらみか