Fui datta
ただのあんらっきり
こころがいっしゅんこえあげた
ガラスびん
おとしてわれたら
もとになんてもどせないんだ
なにがはいってたかなんて
あかしてもいみがない
アスファルトのうえ
ひろがった
ただのくろいしみ
もううしなったじんせいなんてかたるな
ほんのいちぶでしかないんだ
てにいれたのはもろいげんじつと
かざられたうそのれってる
かけらをひろいあつめるな
かたるならみらいを
おわったんだ
むだなエピローグ
おうじょうぎわがわるすぎる
てにとって
たしかめようにも
そこにないならしょうがない
だれのせいでもないだろう
ふりかえるよゆうない
はらだたしさとか
くやしさは
おもいあがりだよ
いまだからいえることはかたるな
はかのなかまでもってゆけ
ことばにすればやすいがんぼうと
おおばにもったしんじつ
かこなどじこけんのしかない
かたるならよげんを
ひとはこころのなかに
ガラスのびんがある
あいやゆめをつめこんで
わらぬようにだいじに
まもっているけれど
もううしなったじんせいなんてかたるな
ほんのいちぶでしかないんだ
てにいれたのはもろいげんじつと
かざられたうそのれってる
いまだからいえることはかたるな
はかのなかまでもってゆけ
ことばにすればやすいがんぼうと
おおばにもったしんじつ
かこなどじこけんのしかない
かたるならよげんを