かざらずにきみのすべてと
まざりあえそうさいまさらね
こいびととよべるじかんを
ほしずなひとつにとじこめた
ことばじゃなくリズムはつづく
ふたりがまだであうまえからの
くりかえすなみのこえつめたいようとさまよう
ふるえるかたをだいて
どこにももどらない
きっとまだおわらないよ」と
さかなになれないさかなとか
いくつものつくりばなしでこころのいちぶをうるおして
このうみはぼくらのうみさ
かくされたせかいとつなぐ
なまりいろにかがやくこのうみは
かくされた
ことばじゃなく
ふたりがまだであうまえからの
コンクリートにしみこむつめたいひとさまよう
ふるえるかたをだいて
どこにももどらない