はるのにおいも めぶくはなも
たちすくむあたしに きみをつれてはこない
なつがくるころは あけがたのあめ
しずかによりそって かけらひろいあつめる
あきがすぎたら きっとあたしは
のびたくろいかみを きりおとしてしまう
いとしいひとよ はなれかおなんて かもすりゃすぐにわすれてしまった
ただしみついてきえないのは たばこのにおい
きみをまつひびは たりない せつない なりやまない
ふきょうおんが ひびきあって
それがあたしのかれない とけない なりやまない
こどくのうた らいらいらい
かすかなわたれを ただよわすこともなく
あしおとはとつぜん とうぎれた
ああかなしくも うわき うつしきしろいふゆ
あえるものならば ほかになにものぞまない
ふりつもるは あのひもゆき
きみをまつひびは たりない せつない なりやまない
ふきょうおんが ひびきあって
それがあたしのかれない とけない なりやまない
こどくのうた らいらいらい... こどくのうた らいらいらい