けいかいなすてっぷでおどる
つうかいなてろっぷでわらう
けいかいをしないきまぐれびじんだった
どうやっていわってやろうか
かんがえていたやさきに
けいたいをおとしたおれはでんわにきづく
こわれかけのがいとうのしたにうっすらうつるかげ
ふれようとしたらきえていたひかりをわすれたのさ
ただまよってたすぐたよってた
こころよってたぜんぶわすれたい
まだまよってるどこかまってる
じぶんがいることにせつなくなったのさ
でんわはあんのじょうあのびじんのばんごうで
でもしらないこえはただふるえていた
ほら、こんなことになるならあんたのきらいなたばこもやめればよかったな
もっとわらえばよかったな
らっかんてきなじんせいでふとなくしたりゆうをかんがって
たいはいてきなじんせいをふとおもいだしてるところだったんです
なくせるうちはなにだってぎゃくにたいせつさをみうしなって
あいせるうちはなにだってあたりまえにおもっていた
ふらふらあるいてたらよこをくるまがよこぎって
まぶたをとじたらあふれだすおれはおれはおれは
ただまよってたすぐたよってた
こころよってたぜんぶわすれたい
まだまよってるどこかまってる
じぶんがいることにせつなくなったのさ
めをあけたらへんにおちついて
きがついたらもうこんなじかん
あしたははやいな、このままおきとくか
なにもかわらないこのへやで
ひとりでおどるよるはへたなすてっぷにわらっちゃうな
かってなわらいごえもおれじゃひくいからな
ただまよってたすぐたよってた
こころよってたぜんぶなくした
まだまよってるどこかまってる
けどわかってるから
ただまよってもすぐたよっても
こころよってもなにもわすれない
めをつぶったらそこでまってる
あのすてっぷでおどるよるをくりかえす