このてでだきしめて眠れるのなら
ぼくのうでのなかでけしてあげよう
またうまれかわって
いつのひかわいあえたら
きみをわすれはしない
もうなかないで」そらがやさしくつぶやいた
ふゆがおとずれちりゆくひとのしらべかなでて
であったひのままのきみがほほえみをうかべて
しろいそのてにすがるこどもたちときえてゆく
こぼれるなみだがこなゆきにかわる
このてでだきしめてねむれるのなら
ぼくのうでのなかでけしてあげよう
またうまれかわって
いつのひかわいあえたら
きみをわすれはしない
うれしいときにははずかしそうにうつむいてわらう
だれもきずかないきみのちいさなくせでさえいとしくて
もういちどこのてにふれてくれ
はげしくだきしめてけせるあいなら
だれかこのいたみをけしておくれよ
このしろくそまったせかいはきみをつつんで
ゆめのおわりをつげた
このそらのどこかでわらってるきみがいるから
とぎれることのないおもいがせめて
きみのいるばしょまでとどきますように
このいのちささげてきみをすくえるなら
このみにひをはなちわらってみせよう
またうまれかわって
いつのひかわいあえたら
きみをわすれはしない
わらいあえたら「きみをわすれはしない
きみをわすれはしない
ぼくはきみをわすれはしない