風の声を聞いた
夢の続きを知りたくて
誰も教えてはくれない
胸が赤く染まった
君だけにはわかっていてほしい
帰らなければいけないことを
このどこまでも続く白い大地は遠く
もう張り裂ける声は誰にも届かない
この体の痛みを隠すように
空からの優しさに抱かれ
その瞳に映る月が綺麗で
例え夜が終わらなくても
このどこまでも続く白い大地は遠く
もう張り裂ける声は誰にも届かない
このどこまでも続く白い大地は深く
また堕ちて行く僕は誰にも癒せない
その小さな体を包むように
聖なる優しさに抱かれ
空からの優しさと共に眠って
大地の温もりに抱かれ