うすずみいろのくれゆくそらは
さそうよとおいひびのなごりを
おさないゆめとあこがれのせて
ひこうきぐもがながれてきえた
もしもときをこえて
あの日のわたしに
つたえられるのなら
とんでゆきたい
おそれをさあそのちいさな
てのひらからそっと
はなしておやり
せかいはただまっているの
かがやくひとみがあるきだすのを
みしらぬまちのみしらぬひとは
えいがのようにとおりすぎる
だれかわたしにみちをおしえて
ゆくはずだったもひとつのみち
となりのせかいに
はいりこめるのなら
わたしをさがそう
ほんのすこしゆめをおって
まわりみちをしたなつかしいひを
おぼえている
そしていまも
かがやくひとみであるいているの
うすずみいろのくれゆくそらは
さそうよとおいひびのなごりを