細い月が笑う機械仕掛けの街
面影を残したアリスが来た

行き交う死んだ目の口をぬわれた人
裸足の少女には見向きもせず

立ち込める黒煙を恐れ
片手の仮想世界へ

突き刺さる狂気の言葉を背に受け
行き場のない怒りを今叫んだ
どこまでも強くどこまでも鮮やかに
誰かが気づくまで

電飾の物影笑う白うさぎに
ひどくこびりついた不埒な色

届く雷雨逃れすがる
片手の仮想世界へ

突き刺さる狂気の言葉を背に受け
行き場のない怒りを今叫んだ
どこまでも強くどこまでも鮮やかに
誰かが気づくまで
どこまでも強く繰り返し叫んだ
あの子が気づくまで