擦り切れてしまうと言って結んだ小指を切り離してしまった明日あなたは笑っているのだろうか抱えきれない両手いっぱいの悲しみの果てに待ちぼうけの麦わら帽子ブランコに揺られてバラは咲いたかな明日私は笑っているのだろうか繋いだ手と手を諦めて失くした風景一つここまで歩いておいで歌を紡ぐように蘇る空に泣かないで愛した光がきらり明日あなたは笑ってくれるだろうか抱えきれない両手いっぱいの思い出を腕に