ちぎれたそらのなみまから
こぼれさすひかりの道しるべ
ちかづいていくせいじゃくに
やわらいだふちどりがもえてる
むかしみたせいしょのページを
おもいだすとあなたがわらった
このめさえひかりをしらなければ
みなくていいものがあったよ
からだが
あなたをしらなければ
ひきずるおもいでもなかった
ろくつるをかなでるゆびは
わたしだけまもるにはおさなく
くちづけははなびらにうもれ
すなをかむようにベルがなる
おどりこはかなしみをまとう
つぶれたあしなめてはうたった
このめさえひかりをしらなければ
みなくていいものがあったよ
からだが
あなたをしらなければ
ひきずるおもいでもなかった
ひかりまうとどかないうみで
あふれるようにはあなたがみえるよ
ことりがこえをころしていれば
あのときつばさがおれてたら
あなたがわたしをだいていたら
いまでもとけあっていられた
このめさえひかりをしらなければ
みなくていいものがあったよ
からだが
あなたをしらなければ
ひきずるおもいでもなかった