今はほら
この風にゆられ行くように
ふらふらとただ歩こうぜ
街行く人 知らない唄
わたしはたしかに呼吸をしている
遠いとこで汽笛は鳴く
心きらめく
あなたを照らす日々は
心をゆらす音は
きっと愛にあふれている ずっとそれを信じている
その手に引かれたなら
不器用でも踊ってみればいい
それはきっと愉快だと思うよ
あの向こう
丘みたいな花畑へ
よーいどんで ほら走ろうぜ
くだらなくて笑える夢
旅には要らないものばかりを
あれもこれも持っていこう
喜劇みたいに
あなたが歩く路に
光をさがす旅に
きっと愛はあふれている ずっとそれを信じている
ひときわ風が吹いて
熱を浚う
わたしは背中を押されるように
脚を一歩 踏み出す