ひざしをはんしゃして きらきらと うみへむかってゆく
かりてきたえいがは ゆうはんの あとみようねと
はりきってるけど いつだって きみはねてしまう
おもいでは じかんをかけて うつくしくなってゆくけど
いまみえる このけしきも これはこれで
きみはしっているのだろうか
こんなにも すくわれているぼくを
こんなにも せかいが かがやいてみえてることを
いまきみのみている そらや まちは
どんないろにみえているんだろう
きいてみよう きみがねむってしまうまえに
こんびにのくじで あった あいすを たべながら
じぶんでかうのより おいしいね べつにおなじだろ
もんくをいうなら あげないよと にらんでいる
きみからぼくは たいせつなものを もういくつももらったよ
とおくばかりさがして とらわれて みうしなうぼくに
こっちだよ はやくいこうって てをひいて
きみはしっているのだろうか
こんなにも すくわれているぼくを
こんなにも せかいが かがやいてみえてることを
いまきみのみている そらや まちが
おなじように かがやいてるなら
さがしものを ぼくは もうみつけていたんだろ