なくしたぬくもりをひとつひとつならべて
いろとりどりのきみのかけらはわらったかおをえがいた

ふたりのこいのひがてらしだしたみらいに
すなおになれずあかりをけしててさぐりであいした

おもいでのつくりかたも
まるでうまくならないままに
あしばやにすぎるときのながれにただみをまかせて

どこへゆけばいい
このやみのさきでまた
なんどさよならいえばいい
いまきみにみえるせかいはなにがかがやいている

いつもそばにいた
あのころのきみにまた
なんどさよならいえばいい
ふかいこころのおくでひかったはるかなきみのかけら

ふりかえるつよさとふりかえらぬよわさの
すきまにおちたきみのかけらがとがったかどをさした

あるきなれたみちをただひとりであるけは
けしきもかぜもちがうきがしたきせつがかわっていく

あまいゆめにあいのかたちおしつけていた
ひびわれてこわれるほと

どこへいけばいい
このかぜのさきでまた
なんどさよならいえばいい
かざしたてのひらねがいがゆびをすりぬけていく

いまもむねにいる
あのころのきみにまた
なんどさよならいえばいい
ふかいこころのおくでひかったはるかなきみのかけら

ふかいこころのおくでひかったはるかなきみのかけら