見上げれば星のように
散りばめた無数のライト
浮き上がったリングの上は
今日も七色の汗が飛ぶ
光ってないtonight! 俺の命も
僅かなこの瞬間にだけは
仕掛けられた花火みたいに
真っ赤に燃え上がって行く

負け犬のつらさがある
裏切りの棘が刺さる
渇き切ったリングサイドは
暗い残酷な淵がある
黙ってないtonight! 俺の体を
流れるこの非常な血潮が
解き放たれた野獣みたいに
次第に燃え上がってくる

哀れみの愛の言葉
偽りの夢はいらない
見せかけの友情よりは
むしろ別れの寒さがいいさ
分かってないtonight! 今の俺には
孤独なこの匂いが似合いだ
ぶちあたって砕ける波には
優しさなど意味がないのさ