あなたがいないひとりのあさを
じょうずにすごしてる
もてあますほどあるおもいでもいまでは
とぎれたえいがのよう
きおくのそうげんをかけぬけた
かこのけしきをとおざけるために
ふりだすあめがすべてをぬらして
あいしたあなたがほどけてく
いろあせたあめにうたれても
かさはいらないひとりだから
いちびょうさきにおきることでも
ながれをたどってる
ふとしたときにかわすことばでふたりの
ゆくえもかわっていく
ねむりのなかでみるおもかげは
とおいきせつのまぼろしとかわる
ふりだすあめがすべてをぬらして
こいしたふたりがほどけてく
このほほをながれるしずくに
かさはいらないひとりだから
かわいたこころそのなかでいきていくから
せつなさもこどくもなみだもそこにはそんざいしない
このあめがすべてをぬらして
はしゃいだきせつをほどいてく
めをとじてながれるなみだに
かさはいらないさいごのあめ
ひとりだから