なつかしさもきえたゆめ
まいごのてがさみしくかぜをなでた
ことばをしらないものならば
このひとみをとじることもかんたんだったのに
はじめてふれたぬくもり
ちいさくめぶくこどうに
とまどいをおぼえた
あなたのこえさがしてむげんのみちをゆく
ほしのはじまりをしるただそれだけ
くちにのこるにがみもきおくのかぎになる
いつかであうあなたへさいごにほほえみを
ちかくからこえをきこえたあたたかくてひきずるあのほうへ
そまりゆくけしきをまた
ちいさなせなかにまもられてるいまも
うたごえひびくそらのしたで
こぼれゆくせかいをみつめなにをねがうのか
どんなにさけびつづけても
とぎれるこころすべてを
きずつけるばかりで
あなたのこえをいかけふくようわたりゆく
すいえのふかいやみにとらわれても
むねのなかでいきづくこのおとのなまえを
どうかおしえてほしいよるがあけるまえに
あなたのこえもとめとこしえのちをゆく
あかくぬれたいばかりしばられても
あなたのこえさがしてむげんのみちをゆく
ほしのはじまりをしるただそれだけ
くちにのこるにがみもきおくのかぎになる
とざされたみらいてらすあかつきのかがやき
いのちのゆりかごからあなたをみつける