わがなはDoriannu
このよでただひとり
えいえんをともとしていきるもの
このたいくつなものがたり
なぜあなたはきこうとする
かめんつどうやかい
よごとばらはひらく
しょうじょのこえでうたう
わかいままのわたし
いとおしきはただたいはいと
つきもせぬきょうらくと
つややかなるはだ
ちにぬらす
ざんがくとげんわくと
ときは
げっかにちり
ほほえみはつねにかがやけど
あいすることなど
うみはたて
あなたのひとみにうつるすがたは
うつろないきにんぎょう
けがれしらぬては
だくことのできない
よふけにのぼるのは
あかずのとうのへや
かべにかかるわたしのしょうぞうが
えがかれたそのかおだけが
またみにくく
としおいていく
だれもしりたくない
ほんとうのおれを
むねへとぬりこめた
かずかずのつみを
ひかりはくらやみをおおうごと
せいさんにいたましく
おとろえぬびこそしゅくふくもあくのかみ
わがいのち
もどるすべはならぬ
きょうむからうかしたぜつぼうが
まばゆくせかいをうつしだす
あなたのふかいひとみに
わすれたこころが
よみがえろうと
いとおしきはただたいはいの
つきもせぬかいらくと
おごそかなるとき
ちにひたす
ざんこくとげんかくと
いまだけをみつめて
なみだのさきにはなにもない
あいすることなどいみはない
それでも
いきているのは
かわらぬわたしであるためだけ
あのえをたちきる
ないふなどもたずに