白夜の夜明けを見てた
枯れ肩脚の氷河の上で
山頂の上滑る太陽
そんなありえない夢を見た

見てはいけない景色
異常の白いオーロラ
ベルが遠く呼んでも
夢の隙間に落っこちて

おはようが言えない

夢の続きの別の夢
幕間だけを辿り歩いて
兎はもうゴールへ到着
鏡はどうも穴だらけだ

今度は
四角い月を見ている
潜水艦の窓の外
青空の中点の満月
そんなありえない夢を見る
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