数え切れない色の詰まった箱に砂をかけて また会えるまで綺麗で言ったっけ 冗談めかして笑う ひとつずつ 褪せてゆ 記憶のパレット 人は忘れる 味気ない世界で見上げた空は やけに遠く感じて 光も雨も降らない 一生分の孤独のよう いちばん高い木に背を向けて3歩 今なら1歩で届いてしまうかな ふいに薫った 懐かしい世界の香り 繋いでく 途切れた色の続き 虹の溢れる箱はまだ 少し暖かいまま 色づく世界 揺れて 頬を伝ってく 触れるすべてを染めて 今 一際鮮やかに光る 君の姿 見つけた