Moonlight

VY1

Composed by: shima
記憶さえも途切れてしまいそうだ
笑う雲が陽射しをふさいで

昨日までを夢と重ねるなら
「僕らはいつからここにいたんだ? 」

ありふれた思考と理解に苛まれる過去のゆり返し
棺を灰へくべる とうにしがらみのない夜へ眠るように

あの照らす球体の月がそう見ている 嘘も本当も全部
擦り切れた思想があふれて灰色の枯草に生まれ変わればいい

今日の非行も明日への祈祷も何ひとつとして残りはしないで
理想だけがから回って つまらないこと散々喚いてるずっと

いっそうその身に咲いてる 嫉妬を摘みとる君を愛しても
きっと壊してしまうから意味なんて 意味なんてないんだ

深い海の底にあって 彼岸の青にまぎれた悪夢にも
「またいつか終わりがくるから、花瓶に輪廻の枝を飾ろうよ」

安息に向かって走って追いかけて逃げてを繰り返し
僕らはいつの日か光の犠牲を背負う意味も忘れていく
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