ひとつの夢が終わって跡形も残らない
捨てられた丘の歌ももう聞こえないけど
罪重ねた思い出は
星の導のように煌めいて
辿ればいつでもきっとあの場所に帰り着ける

世界を金色に燃やして沈む夕日が
つかの間夢の跡を映す色鮮やかに

風の吹かない琥珀の中に閉じ込めておけるなら
どんなに幸せだろうと思うこともなくはないけど
薄らぎながらひび割れてゆく記憶のその欠片が
輝いて砕けて散る日までそっと抱いて進むよ

それから時は流れてあの花が咲く度に
幻のようによぎるあなたの姿
ひときわ明るく光る
思い出に焼き付いたひとつ星
どうかあの頃と変わらず笑えていますように

雨上がりの草木が繋ぐ銀の雫に
限りなく透明な空と世界が宿る

風も忘れたあの約束が叶う時が来るなら
最後の嘘で隠した涙見えない翼で撫でて
つまずきながら、間違えながら、それでも進めるなら
真昼の銀河にもう一度だけ腕を伸ばしてみるよ

道に迷い立ち止まるとどこからか
懐かしい風と歌が響いてくる

遠い未来に星の鎖が解ける時が来たら
どこまでも飛んで会いに行くよ空の果ての国でも
薄らぎながらひび割れてゆく記憶のその欠片が
輝いてあなたの居場所まで道を教えてくれる
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