ともだちのまえのぼくはやさしくて せんせいのまえのぼくはおとなしい かぞくのまえのぼくはむくちで ほんとうのぼくはだれもしらない いいたいことをがまんして おもったこころにふたをした なにものかになれるように ひとにはなまえがついてるけど それだってじぶんできめたんじゃない そらがあおいのはそらのせいじゃない ゆうやけがあかいのもひのせいじゃない あなたらしくいきれないとしたら それはやさしいあなたのせいじゃない Aくんのまえのぼくはやさしくて Bくんのまえのぼくはおとなしい Cさんのまえのぼくはむくちで ほんとうのぼくなどどこにもない いいたいことをはきだして おもったこころをぶちまけた あなたはそんなひとじゃないって かってなこといわれても そんなもうそうあんたがきめたんじゃないか そらがあおいのはそらのせいじゃない ゆうやけがあかいのもひのせいじゃない ほんとうのいろがなにいろかなんて そらにきいたってこたえはくれない ほんとうのじぶんをさらけだしたら きっとこわされてしまう こわい、こわい、こわい そらがあおいのはそらのせいじゃないし ゆうやけがあかいのもひのせいじゃないけど なけちゃうくらいきれいだとおもうのは あなたじしんがかんじたから そらがあおいのはそらのせいじゃない ゆうやけがあかいのもひのせいじゃない あなたらしくいきれないとしたら それはやさしいあなたのせいじゃない それはいとしいあなたのせいじゃない