かげろうのべにたゆたえど まじろくせつなのこいをたぐり のちせにわたるしらいとはすくせをのぞみてはねに まつる いのりはよをこめてつきをそむる きぎにはなにみずにあおはみちる うまれおついのちとはてるいのちは おなじあめにそぼつさだめとしりながら あいにかすむはりのひとみは ときそらをみさきておつる みだにちりそむはなのよる そのみはとけてながる ああよるはふけゆく ゆめじにひとりつばさをとじて かなしみふかさえうたえぬときのはかなのさ ああよるはあけゆる ゆめじにひとりつばさはくちて かなしみうたさえのこせぬときのはかなのさ かげろうのべにたゆたえど まじろくせつなのこいをたぐり のちせにわたるはねのと