立ち止まった君の涙 隅っこで寂しく忘れられ いたがった意味もないな しめっぽい心に助けあれ 君よ、躍て 当たり前みたいに壊れた状態を 砕け 息を吸うみたいに土かった後悔を 傾いた君の涙 はまったく見事に忘れられ 器わだった意味もないな 枯れっぽい心に咲きよ、あれ 君よ 奪え あの子が命懸けで守った情愛を 晒え あの子の清楚な目を奪った交際を 柘榴みたいに憂れきった 真っ赤な傷口の中身を 全部、そっくり君に差し出したい いらないな 誓い合って紡いだ夢の続きも いらないな 笑い合って作った思い出も そうさ 会って咲いて 捨てて入って 知って泣いて 三座つないだ手負いの愛情を 今 忘れちゃって くだらなく笑ってみよう 晴れ上がった君のまぶた まるっきり冷たく笑われて 控えって仕方ないな ここの所の心の底 君よ 殺せ 当たり前みたいに冷え切った超愛を 交わせ 息を吸うみたいに取り込んだ重体を その子と一生歩むのですか その答えを一生語るのですか 吹っ切れたような 聞き覚えのある泣き声上げて その答えが本性なのですか 哀れっぽく荒れきった 真っ黒い傷口の中身を 全部、そっくりここへ書き出したい 言えないな 理想論に染まった夢の終わりも 消えないな 可哀想に見込んだ思い入れも そうさ 会って咲いて 捨てて入って 知って泣いて 三座紡いだふざけた偶像を 今 見捨てちゃって つまらなく笑ってみよう 縮こまった君の体 はすっかり冷たく変わり果て 寄り添った意味はないが 終わってく君の夢を乗せて 生きよう