ちかづくしろいあしおと ぬれたおもいはいまも れんがにはりついたまま しずかにあきのまくはおりた にぎわうえがおにあふれまちはふゆをむかえた ひとりがさびしいよるにあかりがぼくをさそい しらずしらずにのぼってきてたとけいだいから よぞらをみあげれば きみがいた なりひびくかねのうえでせいざとなって いつでもぼくをみつめてくれていた だけどもうだきしめてることもできないよね だってとどかないよ にじんできえてく きせつはCOATをはおり こおるいのちをとかし よぞらにちりばめながら かすかなほしをえがく げんそうのまち あおくのひかったとけいだいから みあげたそらにまた きみがさく なりひびくかねのうえでせいざとなって いつでもぼくをみつめてくれている もうにどとだきしめることもできないけど もうとどかないけど またふゆがくれば あえるよね まっしろなきみをひきたてる ぼくはいましっこくのはいけいになるよ かがやくほしたちのなかにいるのなら ゆきになってこのてのひらのなかへ