きみはみみをふさいでいつもひとりなんだね ぼくはまぶたをとじてながいちんもくのなか きみはうそをかさねてからだがおぼえている しずんでくゆうこくのころきみをあかくそめてく なんどもきみがこえをからしても いたみはつづいてく きみはひがおちるとさむいおもいをして ぼくはふれようとしてそらをきるばかりで いつかだせいにおぼれきえてしまわぬように このこえはざんきょうのなかそのからだすりぬけて かみさまどうか」なんてなげいても ひにくなうんめいのなか きみのこえはとぎれてきえた さびしいえみをうかべたままで にぎりしめるそのてのなかの ふかいふかいきずをのこして いまをおぼえてるでしょ ほら、うそをつくくせ きみのゆくせかいでは きっととどくはずだ