さぐりのなかを漕ぐおとが 思い流して逃げる 灰なるまであなたのそばで つくし隊のよすてないで かりのあいのいのちびよ のせてさまようまよい船 かすみのきしだよしきりないて はるのおわりをつぐえるよい あなたがしんではこのようのなかは いきてゆけないわたしです さだめのかわをあてもなく ゆめをさがすのまよい船 みなごにあっそぶおしどりのように ふたりなれたらしあわせね つまとよばれるひのまいわたし だいてくださいもいちど あなたのむねでねむりたい たどるせのないまよい船