さっきから ふりつづいたままの あきをさそいつれるあめ みごとなほど、このぼくを かくすように きみにいえたらよかったことば ありがとう、たくさんのひを ぼくはまた こうしてすこしずつわすれてしまうのかな らくになれるためでなく いいひとぶるつもりもなく ぼくのすきなえがおを もうたやさないで ぼくへとふれつづけた そのてはやさしかった なんげなくそしてつよく ぼくはいつもまもられてた このへやからみえるものすべて いままたちがってみえる きみがいた それでもうぼくのとくべつだった あきらめではなく むりしているつもりでもなく おもいのままとうくへ あいをときはなって ぼくへとふれつづけた そのてはやさしかった なんげなくそしてつよく ぼくはいつもまもられてた きみがあふれたぼくの このてがにぎりしめる さりげなくだけどつよく ぼくはゆくんだきみからゆく くりかえしながらも どうしようもなくなりながらも (まま)ならぬぼくはあいを みつけてみつめて おもいはてぬまで ぼくへとふれつづけた そのてはやさしかった なんげなくそしてつよく ぼくはいつもまもられてた まだふりやまぬあめは やがてはなをさかすだろう ぼくをかくすためじゃなく ぼくをもまたさかすのだ、と いちにちじゅうふりつづいてゆく あきをさそいつれるあめ