季節はずれの恋に溺れそうさ 僕は一人 風香り 冬の後に残るものはなく 君を待つひととき 白いあの雪化粧に包まれる君を見て それが粉雪の舞う季節をそっと伝えてくれたね 君は ぼんやりと空を眺めて立ち尽くす君は一人 海鳥の鳴き声は響き渡り 珀しの時間を埋めると 永遠に流れる雲に二人は共に歩く 恋の行方はまるで寄せては返す波のように消えた 街路樹を歩く人 何も気づかない振りして 最後に見た景色を辿り だけに良かったと君は呟くけど 白いあの雪化粧に包まれる君を見て それが粉雪の舞う季節をそっと伝えてくれたね 永遠に流れる雲に二人は共に歩く 恋の行方はまるで寄せては返す波のように消えた